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10年後の自分に、なんて言われたい?

  • 執筆者の写真: 森下裕子
    森下裕子
  • 7月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月17日

税理士という仕事柄、数字の話は毎日している。 売上、利益、キャッシュフロー。 どれも大事だし、私の仕事はそれを整理し、未来を予測することでもある。

でも・・・ 「その数字の先に、何を実現したいのか?」と聞かれると、 案外うまく言葉にできない人が多い。

かつての私も、そうだった。


事業計画って、

未来を予測するものだと思っていた。


でも実際は

未来を実感するための道具だった。

計画を書くとき、私たちはつい「正解」を求めてしまう。

市場動向、売上予測、人件費のバランス・・・ たしかにそれも大事。


でもね、

“この数字が、どんな人生につながっているか”がわからないと、

不思議と手も頭も止まるんだよね。



UCLAの行動科学者ハル・ハーシュフィールド氏の研究によると、 未来の自分を“今の自分と同じ人”だと感じている人ほど、

貯蓄や学習、健康的な行動など、長期的な選択をしやすいという。


私たちは、「未来とつながっている」と感じられると、

自然と“今”の意味づけが変わる。



事業計画を描くことは、

「未来を決めること」ではなく、

「未来とつながること」


そして、つながった瞬間から、

今日の選択が少しずつ変わっていく。


たとえ計画通りにいかなくても、

「私は、この道を選んでいる」と思えたら、

人はちゃんと前に進める。



10年後の自分に、 何て言ってもらえたらうれしい?


未来は、遠くにあるものじゃない。

今日という一日に、少しずつ、

にじみ出しているのかもしれません。 正解じゃなくても、幸せならいいじゃん。

今日もまた、心が喜ぶ旅は続きます。



 
 
 

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